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モルビエ

名前 モルビエ
読み もるびえ
英語 Morbier
タイプ ハード&セミハード 原産地 フランス
原料乳    
 
 

フランスのコンテ地方が原産。

モルビエの特徴はなんと言っても真ん中に入った黒い線のようなもの。この黒い線って何?って疑問に思った人も多いと思います。この水平に入った黒い線の正体は実はスス・・・なんです。

ススといっても植物性食品添加炭ですから、食べても全く問題ありません。

その昔はモルビエを作るのに、凝乳が1日分だけでは足りなかったそうです。そのため、最初に作った部分の表面に虫除けとしてススをふりかけ、次の日にまた凝乳を加えて作ったために、今のように水平に黒い線が入るようになりました。

当時は1つの農家だけではなくて、共同でコンテを作っていましたが、その余った凝乳を使って自家用として作ったのがモルビエだったというわけです。だからこそ、凝乳が足りない・・・といったことも起こったわけですが。

勿論、今では昔のように凝乳が足りなくて翌日にもう一度・・・ということはないのですが、それはモルビエの伝統として残されています。

モルビエは熟成させず、早い段階で食べると美味しいチーズです。目安は製造から2ヶ月から3ヶ月ほど。ほんのり甘く、おだやかな味わいを楽しむことができます。この旨みを楽しむためにも、熟さないうちに食べきってしまうのが良いです。

昔は農家の人しか味わえなかったチーズ、その旨みを今こうして味わうことができることに感謝ですね。